【9/23　更新】　都市ガスとプロパンガス何が違うの？2018-09-23

物件の情報を見ていると物件によって都市ガスであったり、プロパンガスであったりと供給されているガスに違いがある場合があると思います。具体的にはどういった違いがあるのかご説明させていただきます。

①ガス料金

　二つの違いとして一番よく知られているかと思いますが、都市ガスの方が料金を安く抑えられます。理由としては都市ガスは地域を通っている配管を使って供給するのであまり人件費がかかりません。それに対してプロパンガスはガスボンベを人力で運ぶ必要があり人件費がかかってしまうためです。
気になる料金差ですが、ガス会社によって金額に差があるので一概には言えませんが都市ガスと比べても1.6倍程の差が出ると言われています。

②災害時の復旧

　地震や台風等自然災害が多くなってきた最近は重視される方も増えてきたと思われますが復旧に関してはプロパンガスが早いです。①でもお伝えさせていただいた供給方法が大きく関係してきます。都市ガスは地中の配管を使って供給しているため地震などの影響を受けやすく、もし異常が見つかった際にはガス管のチェックや交換が終わった後に復旧を行う上、地震の際は決められたエリアすべてのガス管のチェックを行うためどうしても時間がかかってしまいます。
プロパンガスは各戸にボンベが設置されているので、配管が短くチェックがすぐ終わる上すぐに復旧が行えます。チェック後の供給もガスボンベを設置するだけなので断然早いです。

③重さ

　これに関しては違いがあるからどうこうというわけではなくガス漏れが起きた際の対応に関係します。
都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは空気より重いです。そのため、都市ガスのガス漏れに気づいた際は窓を開けるという対応でガスを排出できますが、プロパンガスは床に溜まるため高い位置の窓を開けてもあまり意味がありません。プロパンガスのガス漏れの際は掃き出し窓（ベランダ窓）や玄関を開けるようにしましょう。

●まとめ
都市ガス、プロパンガスそれぞれにメリットとデメリットがあります。それぞれを把握したうえで物件選びをしましょう。また、ガスコンロにも都市ガス用、プロパンガス用と別れているので転居する際にはご注意ください。ここまで読んでいただいたうえでお伝えするのも心苦しいのですが、実は蒲郡ではまだまだプロパンガスの物件の割合が多いです。他の条件も加味して自分に合った物件を探しましょう。

ページ作成日　2018-09-23