しかし、現代では「引っ越し料金が安い」「仏滅しかスケジュールが合わない」という合理的な理由から仏滅を選ぶ方も増えています。お客様と接する中でも、以前よりも気にする人が減ってきている感じがします。
本記事では、仏滅に引っ越すことの是非や、気になる「もやもや感」を解消するための具体的な対策を解説します。縁起を逆手に取って、賢くお得に引っ越すためのヒントを見つけましょう。
仏滅に引っ越しは本当にダメ?六曜の基礎知識
そもそも「仏滅」とは、中国から伝わった「六曜」という占いに基づく考え方の一つです。
仏滅は「仏も滅するような最悪の日」と解釈されがちですが、元々は「物滅(ものが一度滅び、新しく始まる)」という意味もあり、必ずしも凶事だけを指すわけではありません。
また、六曜はあくまで民間信仰であり仏教や神道と関係ありません。「仏滅に引っ越したからバチが当たる」といった根拠もないため、過度に仏滅の引っ越しを恐れる必要はないのかもしれません。
実際に、仕事の都合や安さを優先して、六曜を全く気にせずスケジュールを組む方もいます。まずは「絶対にダメではない」という事実をおさえておきましょう。
仏滅の引っ越しをポジティブ変換!逆手に取る考え方
「仏滅=縁起が悪い」というイメージが強いですが、視点を変えるだけでその印象は大きく変わります。最近ではあえて仏滅を選ぶことで、精神的・実利的なメリットを享受する「賢い引っ越し」を実践する方も少なくありません。ここでは、仏滅という日をポジティブに捉え、味方につけるための2つの考え方をご紹介します。
物が滅する→リセットされた環境で心機一転
仏滅は字面から「仏が滅びる」と解釈されがちですが、元々は「物滅」と書かれていたという説があります。これは「これまでの物が一度滅び、新しく始まる」という意味を持っており、実は「リセット」や「再出発」に適した日という解釈ができるのです。まっさらな状態から新生活をスタートさせると考えれば、これほど心機一転にふさわしい日はありません。
みんなが避ける→安い、スケジュールを組みやすい
仏滅に引っ越す現実的なメリットは、多くの人が避ける日だからこそ「選択の自由」が生まれる点にあります。引っ越し業界では、大安などの吉日に予約が集中する一方で、仏滅は需要が落ち着きます。そのため、引っ越し業者によっては「仏滅割引」を設けていたり、料金交渉がスムーズに進んだりすることも珍しくありません。
さらに、希望の日時で予約が取りやすいのも大きな魅力です。特に人気の高い土日や午前中であっても、仏滅であれば「午前中から」といった好条件の枠を確保しやすくなります。
「それでも仏滅の引っ越しはモヤモヤする」方向けの対策
頭では「迷信」だと分かっていても、親や親戚など周囲からの言葉や「古くからの慣習を無視するのはちょっと…」と気が引けてしまう人もいるでしょう。このセクションでは、仏滅に引っ越したい慎重派さんの不安要素を整理し、それらを解消するための対策を紹介します。
親や親戚に反対された時の対処法
本人たちは気にしていなくても、親世代から「仏滅に引っ越しはやめなさい」と助言を受けるケースは多いです。
この場合、正面から否定するのではなく「仏滅は引っ越し料金が安く、その分を新居の家具代に回せるから」といった合理的な理由を説明しましょう。また、「どうしてもやめなさい」と言われた場合は、後述する対策をすると伝えたり、事前の「荷出し」だけを吉日に行うといった折衷案を提示したりするのも一つの手です。
周囲の不安を解消することで「仏滅の引っ越しは良くないのかな」と感じていた後ろめたさも和らぐかもしれません。
「午後から」なら運気が上がる?時間帯の考え方
六曜には「時間帯による吉凶」という考え方があります。一般的に仏滅は「終日凶」とされますが、「翌日の大安に向けて運気が上がり始める」と捉える解釈も存在します。どうしても気になる場合は、作業の開始を午後にして「明日の吉日(大安)に向けた準備」と考えてみてはいかがでしょうか。
目に見える対策として「塩」や「万年青(おもと)」を活用
「仏滅の引っ越しに対して目に見える形で対策をした」という事実が、心の平穏につながることもあります。親や親戚から反対されるケースでも、このような対策を行うことを伝えれば納得してもらえる可能性もあります。
新居の玄関に「盛り塩」をする、引っ越し当日に「塩」を少量撒いてから部屋に入るといった手軽なお清め方法もあります。
もう少し本格的に対策したい引っ越しの際に「万年青(おもと)」という縁起の良い植物を真っ先に運び込むという伝統的な慣習を取り入れるのもおすすめです。

↑万年青は大きいものだけでなく室内向けの小さいサイズもあるようです
根拠はなくても、儀式のような対策を行うことで、心配な気持ちをポジティブに切り替えることができます。
仏滅の引っ越しはダメではない、ただし…
仏滅の引っ越しは、決して「ダメ」なことではありません。六曜はあくまで一つの指標であり、一番大切なのは、新居でどのような気持ちで過ごすかです。
もし縁起が気になるのであれば、今回紹介したポジティブ変換や対策を試してみましょう。
それでも気になる方や、悪いことが起きたときに「仏滅に引っ越しをしたからだ」と悔いそうな方は「念のため避ける」という選択肢のほうが安心して引っ越しができるかもしれません。
「どうしてもこの日に引っ越したい」というこだわりのある方も、お部屋探しから入居日(引越し日)のご相談までお気軽にご連絡ください。下記のLINEバナーか、お問い合わせフォームからご相談をお待ちしています。
この記事を書いた人ミニミニFC蒲郡店編集部
蒲郡市・幸田町エリアのお部屋探しに精通した店舗スタッフや宅建資格保持者といった「プロの目線」も織り交ぜながら、賃貸に関する知識はもちろん、地域ネタなど役立つ情報を発信していきます。
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