内定おめでとうございます!新社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、住まい探しは大切な準備のひとつです。
勤務地が決まったら、できるだけ早めにお部屋探しの計画を立て始めましょう!
特に4月入社の場合、多くの新社会人や学生が同時期に物件を探すため、競争率が高くなります。理想のお部屋に住むためにも、なるべく有利なタイミングで動き出したいですよね。1月~2月はお部屋探しが本格化します。11月や12月から下準備をし始めるとスムーズです。
この記事では、新社会人のお部屋探しスケジュールや、スムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。
なお、内定者や新卒社会人の方の入居審査を突破するポイントについては別記事で解説しています。
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新社会人の部屋探しは「1〜2月」がベストタイミング
4月入社の新社会人にとって部屋探しのベストタイミングは1月から2月です。この時期は物件数が豊富で、かつ入社までに余裕を持って準備できるタイミングといえます。
1月から2月にかけて賃貸物件が多く出回るのには、いくつかの理由があります。まず、3月末の転勤や卒業に向けて退去を申し出る人が増えるため、新規物件が続々と登場します。通常、退去の1〜2か月前に通知を出すルールになっているため、この時期に次々と空室情報が更新されるのです。
また、大家さんや管理会社も繁忙期に向けて物件をリフォームし、魅力的な状態で市場に出そうとします。
つまり、選択肢が豊富で、かつ綺麗にリニューアルされた物件に出会えるチャンスが高い時期といえます。
ただし、お部屋を探す人同士が激戦となるのもこの時期。人気の物件は1月や2月に不動産会社に問い合わせをしても、内見できない可能性があります。なぜなら、現在住んでいる人が退去するのを待たずにお部屋を決める人がたくさんいるからです。
実際のお部屋を見ずに物件を契約するのは、相当な決断力を要します。「しっかりと自分の目で物件を見て決めたい」という方は、先手をうって11月や12月から動き出すのがおすすめです。
先延ばしはNG!人気物件は早い者勝ちになる
好条件の物件、特に駅近・築浅・適正家賃の「三拍子そろった物件」は、公開されてから数日、場合によっては数時間で申し込みが入ることも珍しくありません。賃貸物件は基本的に先着順で、複数の申し込みがあった場合は最初に申し込んだ人が優先されます。
新社会人だけでなく、転勤族や大学進学者も同じ時期に物件を探しているため、迷っている間に他の人に決まってしまうケースが頻発します。先述した通り、実際の物件を内見することなく契約を決める人も続出する時期です。
「もう少し考えてから」と後回しにすると、良い条件のお部屋がどんどんなくなっていく…という場合もあります。
早すぎても遅すぎてもNG!時期別のメリット・デメリット
部屋探しの時期によって、それぞれメリットとデメリットがあります。自分の状況に合わせて最適なタイミングを選びましょう。
11〜12月に探す場合(早めに動く派)
メリット:
- ライバルが少なくじっくり物件を選べる
- 空室の物件なら内見する余裕がある
- 不動産会社も比較的空いているため丁寧な対応が期待できる
- 交渉の余地がある場合も
デメリット:
- 物件数が1〜2月と比べて少ない
- 入居可能日が早い物件が多く4月まで家賃が二重になる可能性
- 3月退去予定の物件情報がまだ出ていない
「じっくり選びたい」「内見して決めたい」という人は、ベストタイミングよりも一歩早めに動き始めましょう。この時期に動くなら、即入居可能な物件よりも「入居日相談可」の物件を探すか、二重家賃を覚悟する必要があります。ただし、確実に住まいを確保したい人や、遠方からの引っ越しで早めに準備したい人には向いています。
1〜2月に探す場合(ベストタイミング)
メリット:
- 物件数が最も豊富で選択肢が広い
- 3月退去予定の優良物件が次々と出てくる
- 4月入居に向けてスケジュールが組みやすい
- 条件交渉もしやすい時期
デメリット:
- 人気物件は競争率が高い
- 内見できない可能性もある
- 週末の不動産会社は混雑する 決断を迷っていると良い物件を逃しやすい
物件数が多く、複数の選択肢から選べる時期です。ただし、お部屋探しがピークとなるシーズンでもあります。条件のよい物件であれば、内見せずとも先に押さえたいという人が続出します。
「内見してから決めたい」「ゆっくり考えたい」という人は、もう一歩手前の時期から動くことをおすすめします。
3月に探す場合(ギリギリ派)
メリット:
- まだ成約していない物件が値下げされることがある
- 即入居可能な物件が多い
- 実際の通勤路線を確認してから選べる
デメリット:
- 人気物件はほぼ埋まっている
- 選択肢が限られ妥協が必要になる可能性がある
- 不動産会社が非常に混雑し予約が取りにくくなる
- 引っ越し業者の予約が取りにくく費用も高くなる
- 入社準備と重なり慌ただしくなる
物件が値下げされることもありますが、3月は「残り物」感が否めず、希望条件を満たす物件が見つかりにくくなります。やむを得ず3月に探す場合は、条件の優先順位を明確にし、ある程度の妥協も覚悟しましょう。
新社会人のお部屋探しスケジュール例
4月入社の新社会人が1~2月をメインにお部屋探しをする場合のスケジュールを、時系列で見ていきましょう。
11月〜12月:エリアと通勤経路を検討
まずは情報収集の時期です。配属先の最寄駅や周辺エリアについて調べ、通勤時間や生活環境をリサーチしましょう。実際に現地を訪れて街の雰囲気を確認するのも良いでしょう。
この時期にやるべきこと
- 勤務地への通勤ルートを複数検討する
- 家賃相場を調べる
- 希望条件(間取り、設備、築年数など)をリストアップする
- 予算を決める(手取り収入の3分の1程度が目安)
- 不動産サイトやSNSで物件情報をチェックし始める
1月〜2月前半:物件探し・内見・契約
いよいよ本格的な物件探しのスタートです。気になる物件が見つかったら、すぐに不動産会社に問い合わせましょう。
この時期にやるべきこと:
- 気になる物件は即座に問い合わせ
- 内見の予約(可能なら複数件を同日に)
- 内見時のチェックポイント確認(日当たり、騒音、収納など)
- 気に入った物件があれば早く決断する
- 入居申込み・審査
- 契約手続き(重要事項説明、契約書への署名)
特に1月後半から2月前半は最も物件が動く時期なので、週末は早めに予定を空けておきましょう。内見をする場合は、事前の予約がおすすめです。
■内見にかかる目安時間や1日に回れる件数の目安は以下の記事を参考にしてください内見の時間はどれくらいかかる?1日で複数の物件をはしごするダンドリ
2月後半~3月:引っ越し準備と入居手続き
契約が済んだら、入社前の最終準備期間です。
この時期にやるべきこと:
- 引っ越し業者の見積もり・予約(早めに!)
- 転出・転入届などの行政手続き
- ライフライン(電気・ガス・水道・インターネット)の契約
- 家具・家電の購入
- 梱包作業
- 引っ越し当日の立ち会い
- 入居後の片付け
3月中旬以降は引っ越し業者が予約困難になるため、契約が決まったらすぐに手配することをおすすめします。
新社会人がお部屋探しをスムーズに進めるための準備
効率的に理想の物件を見つけるために、事前準備をしっかり行いましょう。
勤務先の場所・最寄駅を確認する
配属先の正確な住所と最寄駅を確認することが第一歩です。大企業の場合、複数の事業所があることもあるため、人事部に確認して間違いのないようにしましょう。また、通勤ルートは一つだけでなく、複数のパターンを検討すると、物件選びの幅が広がります。
乗り換え回数、所要時間、終電時間なども調べておくと、実際の生活をイメージしやすくなります。Googleマップや乗換案内アプリを活用して、朝の通勤ラッシュ時の所要時間もチェックしておきましょう。
予算と希望条件を明確にする
家賃は一般的に手取り収入の3分の1以内が目安とされています。初任給から想定される手取り額を計算し、無理のない家賃設定を心がけましょう。管理費や共益費も含めた総額で考えることが重要です。
必要書類(内定通知書・身分証など)をそろえる
新社会人の場合、入居審査で必要な書類が通常と異なることがあります。
一般的に必要な書類:
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 内定通知書または採用通知書
- 学生証(卒業前の場合)
- 住民票
- 印鑑(実印と印鑑証明が必要な場合も)
- 連帯保証人の情報(親の収入証明書、印鑑証明など)
不動産会社によって必要書類が異なるため、事前に確認して準備しておくとスムーズです。
遠方へ就職する人はオンラインでお部屋探し
地方から都市部へ、または別の地域への就職の場合、移動距離も多くなります。何度も現地に行くのは時間的にも金銭的にも負担が大きいものです。時間や場所にとらわれないお部屋探しの方法を紹介します。
SNSでお部屋探し&プレ内見
最近ではSNSやYouTubeなどでお部屋の動画をアップしている不動産会社も増えてきました。家賃の相場を調べたり、内見前のプレ内見として見たりするのがおすすめです。
■ミニミニFC蒲郡店の公式アカウントをフォローすると物件動画がチェックできるよ
Instagram:minimini_marushichi10
TikTok:miniminifcgamagoori
YouTube:@minimini_gamagori
SNSであれば、気に入ったお部屋を保存して、そのまま問い合わせることも可能です。
オンライン内見を活用
オンライン内見(ビデオ通話での内見)に対応している不動産会社も増えています。担当者が現地からリアルタイムで物件を案内してくれるため、遠方にいても詳細に確認できます。
■オンライン内見って?基礎知識や絶対に聞くべき項目のチェックリストはこちら
【チェックリストつき】オンライン内見で絶対に聞くべき項目を解説!
ただし、実際の雰囲気や細かい部分は現地で見ないと分からないこともあります。可能であれば、最終候補の物件だけは直接見に行くことをおすすめします。
良い物件を逃さないためのポイント
競争率の高い時期に理想の物件を確保するためのコツをご紹介します。
気になる物件はすぐ問い合わせる
不動産サイトで気になる物件を見つけたら、「後で連絡しよう」と考えず、その場ですぐに問い合わせましょう。人気物件は掲載後数時間で申し込みが入ることもあります。
問い合わせの際は、自分の状況(4月入社の新社会人であること、内見希望日など)を明確に伝えると、スムーズに話が進みます。複数の物件が気になる場合は、優先順位をつけて効率的に内見スケジュールを組みましょう。
入居可能日を先にしても契約できるか確認
1〜2月に契約する場合、入居可能日が2月下旬や3月上旬になっていることがあります。4月からの入居を希望する場合、入居日を遅らせることができるか交渉してみましょう。
ただし、大家さんにとっては空室期間が長くなるため、断られることもあります。その場合は、数週間分の家賃負担で理想の物件を確保できると考えるか、他の物件を探すか判断が必要です。フリーレント(一定期間家賃無料)を交渉できる場合もあるので、相談してみる価値はあります。
希望条件に優先順位をつける
すべての希望を満たす完璧な物件を見つけるのは困難です。事前に決めた優先順位に基づいて、柔軟に判断しましょう。
例えば「通勤時間30分以内」が最優先なら、築年数や設備面で多少妥協する覚悟も必要です。逆に「独立洗面台とバストイレ別は絶対」という場合は、駅から少し離れた物件も選択肢に入れると良いでしょう。
内見時に「70点以上なら即決」などの基準を設けておくと、決断しやすくなります。
まとめ:「あとで…」は禁物!内定が出たら早めにお部屋探しをスタート
新社会人の部屋探しは、1月から2月がベストタイミングです。この時期に動き出せば、豊富な選択肢の中から理想の住まいを見つけられる可能性が高まります。
部屋探し成功のポイントをおさらいしましょう。
- 11〜12月に情報収集とエリア検討を始める
- 1〜2月に本格的な物件探し・契約を行う
- 気になる物件は即座に問い合わせ、即決断する
- 希望条件に優先順位をつけて柔軟に判断する
- 遠方の場合はオンライン内見や代理契約を活用
- 契約後すぐに引っ越し業者を手配する
新生活のスタートは、住まい選びから始まります。慌ただしい3月を避け、1月から余裕を持って準備を進めることで、理想の住まいで新社会人生活をスタートできるでしょう。内定が決まったら、すぐに行動を開始してください。素敵な新生活が待っています!
蒲郡・幸田エリアのお部屋探しは「蒲郡・幸田賃貸ナビ」ページが便利です。
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この記事を書いた人ミニミニFC蒲郡店編集部
蒲郡市・幸田町エリアのお部屋探しに精通した店舗スタッフや宅建資格保持者といった「プロの目線」も織り交ぜながら、賃貸に関する知識はもちろん、地域ネタなど役立つ情報を発信していきます。
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