dB（デシベル）とは？賃貸物件選びで知っておきたい「音の大きさ」の目安不動産賃貸コラム | 蒲郡市・幸田町の賃貸・賃貸管理のことならミニミニFC蒲郡店丸七住宅株式会社

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dB（デシベル）とは？賃貸物件選びで知っておきたい「音の大きさ」の目安

「静かな部屋に住みたい」「周囲の音が気にならない環境がいい」といった希望を持ってお部屋探しをする方も多いのではないでしょうか。

そこで参考になるのが、音の大きさを数値で表した単位「dB（デシベル）」です。

この記事では、dB（デシベル）の意味や生活音の目安、どのくらいの音が「うるさい」と感じるのか、そして静かな物件を見分けるポイントをわかりやすく紹介します。

環境音を客観的に知ることで、自分にとって快適な住まいを見つけるヒントになりますよ。

dB（デシベル）とは？音の大きさを表す単位

dB（デシベル）とは、音の大きさを表す単位のことです。

お部屋探しをしていると「静かな環境」「大通り沿いで少し音がします」など、音の感じ方に関する説明をよく目にしますよね。しかし、人によって「うるさい」「静か」と感じる基準はさまざまです。

「dB（デシベル）」という単位を使うことで、音の大きさを客観的に数字で表すことができます。

生活の中の音は何dB？身近な音と感じ方の目安

「このお部屋で感じる音は◯dB（デシベル）くらいです！」と説明されても、どのくらいの大きさの音なのかイメージするのは難しいですよね。

身近な音はだいたい何dB（デシベル）なのか

体感的にどのくらいの音なのか

以下の表をみてみましょう。

参考
日本騒音調査（ソーチョー）
環境庁大気保全局特殊公害課「生活騒音の現状と今後の課題」
環境省生活騒音に関するパンフレット「生活騒音　互いの思いやりで騒音のない社会を」
全国環境研協議会騒音調査小委員会

たとえば「駅チカで線路が近い」「幹線道路沿い」といった物件は、生活に便利な一方で70～80dB程度の音を日常的に感じることになるかもしれません。

反対に、住宅街の奥まった場所などは40dB前後で静かに暮らせる環境である場合が多いでしょう。

どのくらいの音を「うるさい」と感じる？

音の感じ方には個人差があるため、一概に「何ｄB（デシベル）以上はうるさい」ということはできません。

しかし「昼間は55dB以下」「夜間は45dB以下」の環境は、お部屋を探すうえでひとつの目安となります。

「昼間55ｄB以下、夜間45ｄB以下」という数字は、環境基本法第16条第1項において、住居を主とするエリアで生活環境を保全し、人の健康のために維持するのが望ましい基準として示されています。

静かな物件を探すためのポイントは？

同じ音でも人によって「うるさい」と感じたり、さほど気にならなかったりと、捉え方はさまざまです。内見を通して、お部屋の中や周辺環境をチェックし、音を体感するのが一番よいでしょう。

周辺環境をチェック

なるべく静かな環境で過ごしたい人は、周辺に交通量の多い道路や線路がないか、近くに店舗などがあり夜も人通りが多くないか、といった環境をチェックしましょう。

建物の構造から考える

賃貸物件で「音が気になりにくいかどうか」は建物の構造も関係します。一般的には、鉄筋コンクリート造（RC造）は音の振動を吸収しやすく、隣のお部屋の生活音や上の階の足音、外の風の音などが軽減されやすい傾向にあります。

ただし、木造でも比較的静かなお部屋はありますし、鉄筋コンクリート造でも、両隣や上下階の住人によっては音が気になってしまうパターンもあります。

構造的には鉄筋コンクリートが音を吸収しやすいということを頭に置きつつ、内見時の様子なども考慮し総合的に判断するのがおすすめです。

お部屋のタイプ・位置から考える

上下階や隣の生活音が気になりやすい方は、戸建ての賃貸ほか、1フロア1住戸の物件、メゾネットタイプなどを優先的に検討してみましょう。また、お部屋の位置でいえば、角部屋や最上階を選択肢として考えるのもよいでしょう。

物件でのｄB計測値を参考にする

弊社では物件のｄB（デシベル）測定を実施しています。「静かな部屋で暮らしたい」「夜勤明けの昼にぐっすり寝たい」「在宅ワークに集中できる環境を探している」という方は、お部屋探しの際の参考にしてください。

計測済みの物件であれば、計測時の平均値と最大値がわかります。あくまで目安の数値ではありますが、気になる方はスタッフにお尋ねください。